苦渋の選択・・・ 42%の女性が経済的に厳しいことを決断理由に中絶手術を受けている現実

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妊娠して周囲から祝福される女性がいる一方で、なんらかの理由から中絶手術を受けなければならなかった女性たちが存在します。子どもを産むか産まないか……苦渋の選択のすえ、彼女たちが中絶を選んだ理由とは、どんなものだったのでしょうか。今回は、やむなく中絶手術を受けることとなった女性100人に、中絶手術を受けた理由についてお聞きしました。これだけ多くの女性が妊娠中絶を受けている現実を、その背景に迫りながらご紹介します。

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1位:経済的な理由・・・42%
2位:未婚だから・・・30%
3位:親・家族の反対があったから・・・12%
4位:健康的に危険なので・・・9%
5位:その他・・・7%

◆第1位:「経済的な理由」を選んだ人の声・・・42%

「子どもを育てられる経済力がなかったから」

・将来の経済的にも考えると不安があり決断しなければならなかった。(兵庫県・22歳・女性)
・育てていくお金がなくて、中絶するしかありませんでした。(福岡県・35歳・女性)
・子育てにかかる費用は大きいし、貧乏で不自由だと生まれた子供も可愛そうなので。(東京都・39歳・女性)

「お互いに学生だったから」

・当時学生で、到底結婚して生活していくだけの余裕を捻出できそうにありませんでした。(福岡県・28歳・女性)
・お互いに学生だったことから、経済的に難しいと判断したから(宮城県・40歳・女性)
・学生の頃に経験があります。当時学生だったこともあり将来への不安しかありませんでした。(茨城県・36歳・女性)

お子さんを授かったら、その子がひとり立ちするまでの間、養っていかなければなりません。ご家庭の経済力に不安があったり、若い学生さん同士であったり、経済的な理由で出産を諦めるケースは少なくありません。実に42%の女性が、お金の不安から中絶手術を受けています。

◆第2位:「未婚だから」を選んだ人の声・・・30%

「生まれてくる子どもの幸福について考えての決断」

・結婚しようと考えていた時期だったが、順序があるので親に言い出せなかったから。(福岡県・43歳・女性)
・正直なところ産みたい気はありましたが、今のままで産まれてくる子供が本当に幸せか、と考え決断しました。(愛媛県・57歳・女性)
・望まない妊娠でしたので、産まれてくる子供にも可哀想な目に遭わせたくなかったからです。(奈良県・40歳・女性)
・相手に責任と認知してもらえなかったから。(三重県・30歳・女性)

未婚での妊娠には、さまざまなハードルが立ちはだかります。パートナーとの関係性や、ご家族の考え方もあるでしょう。このように、生まれてくるお子さんのその後の人生を考えて、やむなく中絶手術を決断した女性もいるようです。

◆第3位:「親・家族の反対があったから」を選んだ人の声・・・12%

「両親や家族から反対され出産を諦めた」

・一緒に暮らしている両親からの反対にあったため、断念しました。(奈良県・26歳・女性)
・18歳のときに妊娠しました。まだ未成年なんだからと、親に出産を反対され中絶しました。(埼玉県・26歳・女性)
・相手の男性との結婚出産について、家族からやめておいた方がいいと言われた(新潟県・27歳・女性)

妊娠・出産は、子どもを産む本人だけの問題ではありません。妊娠当時の女性が置かれた状況によっては、ご家族からの強い反対に遭うことも……。新しい家族も大切ですが、今の家族から祝福されない出産ということで、中絶手術を受ける女性もいます。

全体のおよそ4割にあたる多くの女性が、経済的な理由から中絶手術を受けているという現実があります。中には、産みたい気持ちがあったけれども産めなかった、という意見もみられました。

中絶手術を受けた女性たちは皆、生まれてくる子どもの人生を考え抜いた結果として、手術を受けています。子どもを産むのは、その後何十年と続く1人の人間の人生に、責任を持つことです。産んだお子さんの人生を考え、苦渋の選択のすえに中絶を選ぶというのもまた、親として責任ある判断だと考えられます。

ご両親やご家族の強い反対を受けて中絶を選んだ女性は決して少なくないですし、出産はひとりの女性だけで抱えられる問題ではありません。経済的な状況や周囲の人間関係によっては、産むだけが答えではなく、中絶手術を受けるべき状況も十分にあり得るのではないでしょうか。

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